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中国共産党 地震予報を隠蔽

2011年05月15日
 
【新唐人日本2011年5月15日付ニュース】5月12日で四川大地震から3年。これまでずっと中国政府は、子供の死亡数や手抜き工事の真相を隠し続けてきました。これについてある専門家は、中国政府は国民の命よりもまず、自らの保身を一番に優先すると語気を強めます。
 
中国問題に詳しい程暁農(てい ぎょうのう)さんは、四川大地震から3年たっても、中国政府はいまだに教訓をくみ取ろうとしないと指摘しました。
 
中国経済問題専門家 程暁農さん
「四川省の作家・譚作人さんは犠牲者の名を公表しようとして、政府に投獄されました。艾未未(アイ・ウェイウェイ)さんも同じ調査をして政府に捕まりました。ここから分かるように中国共産党は四川大地震から3年たっても、真に教訓をくみ取っていません。
それどころか執拗に真相を隠蔽しているほか、真相を追う人を弾圧します。このやり方から分かるように当局は乱行が許される権利を持ち、正義を求める市民の声を抹殺します」
 
2008年5月12日、四川省の汶川(ぶんせん)地区で巨大地震が発生。大陸メディアは69,227人が死亡と伝えたものの、民間の統計ではこれをはるかに上回ります。また、この地震では予報があったのに、当局は隠ぺいしたそうです。
 
中国経済問題専門家 程暁農さん
「地震の予報があったそうですが、当局の重点は 綿陽の地下倉庫の戦備物資と武器でした。当局は地震の発生を知っていたのに、庶民は知らされず亡くなりました。当時から今まで、当局のやり方は変わりません。中国共産党にとって政権の安定は庶民の命より ずっと大事なのです」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 

 

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